コキンちゃん アンチが語る、愛らしい外見の裏の問題点と批判内容

『それいけ!アンパンマン』に登場するコキンちゃんは、そのわがままで自己中心的な行動が、多くの視聴者の反感を買っています。そして、その可愛らしい外見とは裏腹に、多くのアンチコメントがネット上に存在します。

この記事では、コキンちゃんがなぜ青いゴキブリとまで称され、多くの人に嫌われるのか、その理由を探ります。また、ヤフー知恵袋などでは「コキンちゃん 嫌い」とのアンチ投稿が後を絶たず、彼女の行動が子供たちにどのような影響を与えているのかについても議論が活発です。
さらに、コキンちゃんの人気の理由や、見た目とは異なる性格の悪さになどについても、深く掘り下げていきます。

コキンちゃんアンチの声が高まる理由

コキンちゃんとは

アンパンマンに登場する女の子キャラクター、コキンちゃん。ドキンちゃんの妹分として描かれ、青い体に赤いリボンが特徴的な外見をしています。2005年に発表された絵本で初登場し、その後アニメや映画にも度々出演しています。

可愛らしい見た目からは想像できませんが、実はコキンちゃんの性格や行動が視聴者から強く批判されているのが現状です。かわいい外見と内面のギャップが受け入れられていないようですね。

コキンちゃんが嫌いな理由

コキンちゃんが嫌われる最大の理由は、その自己中心的で思いやりのない性格にあります。彼女はしょっちゅうわがままを振るい、自分の欲求を最優先させます。仲間が困っていても平気な顔で見過ごすような非常識な行動を取るのです。

このようなエゴイスティックな振る舞いが、子供たちに悪影響を与えるのではないかと懸念されています。子供はテレビのキャラクターから多くを学びますから、コキンちゃんの自分勝手な一面を真似してしまう可能性が指摘されているのです。

性格が悪い具体的なエピソード

コキンちゃんの問題行動として、よく挙げられるのが「他人のものを無断で使う」ということです。アンパンマンや仲間のものを勝手に使い、トラブルの原因を作ってしまうのです。

しかも自分の非を決して認めようとしません。かえって嘘の涙を流して人々を黙らせ、開き直った態度でいることが多いのが問題視されています。「嘘泣き」は有名な武器で、人々を操ろうとする場面が数多くあります。

このように、コキンちゃんは自分勝手な振る舞いを繰り返し、それでいて責任は全く取ろうとしません。仲間にトラブルを起こしても平然としていることから、人間関係の希薄さが伺えます。

青いゴキブリの異名

コキンちゃんの態度が嫌われすぎたため、最近では「青いゴキブリ」という不名誉な異名で呼ばれるようになってしまいました。ゴキブリに例えられるということは、彼女の存在が迷惑がられ、有害視されていることの表れです。

常に自己中心的な行動を繰り返し、他者の気持ちを考えようとしないコキンちゃん。そんな振る舞いが視聴者の反発を招き、徐々に反感を買うようになったのでしょう。やがてはゴキブリのような、望ましくない存在と見なされるようになり、このあだ名が生まれたのです。

Yahoo知恵袋「コキンちゃんってなんですか？」 http://t.co/A4IGSdmbUv

苛烈なまでの人格否定が辛い 「青いゴキブリ」って… pic.twitter.com/oWjsca39sl

— Oh!兄さん (@Oshiete23ZZ) March 26, 2015

ヤフー知恵袋のコキンちゃん嫌い投稿

コキンちゃんに対する否定的な意見は、ヤフー知恵袋でも数多く見受けられます。「あんな自分勝手な子が子供の手本になれるはずがない」という主旨の投稿が目立ちます。

子供たちに与える悪影響を危惧する声も多数あります。「テレビのキャラクターから学ぶものが多い子供たちに、コキンちゃんの自己中心的な行動は真似されかねない」という懸念が寄せられています。

また、制作者側に対しても「問題行動をもっと適切に指導すべき」といった意見が出ています。単に描くだけでなく、しっかりと非という言葉で糾弾する必要があると訴えられているのです。

アンパンマンのコキンちゃんは幼児の教育上史上最悪のキャラだと思いませんか？
­コキンちゃんほど殺意抱くムカつくアニメキャラいません。ばいきん­­まんやドキンちゃんはわがままな行動をすると最後にアンパンチを浴びる­という教訓ができてるけどコキンには何の社会的制裁も無い。­しか­も嘘泣きを放置すれば洪水になるまで暴れるチートキャラだ­からカ­バオやクリームパンダみたいに無視すればオッケーなのと­は違いわ­がままが正当化されるから余計に始末が悪いです。ドキン姉­貴が叱り飛­ばして解決とかいう風に今後このキャラを起用する­のであれば脚­本考えた方がいいと思いませんか？教育に悪いキャラですよ本当に。

【Yahoo!知恵袋より引用】

私が思うにコキンちゃんは設定上カバおくんやちびぞうくんよりも年下なのだと思います。だから少々の悪事は大目に見ることになっているのだと思います。しかしながら質問者様が仰る通りコキンちゃんは私が見てきたアンパンマンのキャラのなかでも相当タチの悪いほうだと思います。私の記憶違いかもしれませんが、コキンちゃんは私の見る限りアンパンマン史上唯一アンパンマンの顔に自分から食いついたキャラです。それにあの他人を泣かせることのできる特殊能力はコキンちゃんのワガママをエスカレートさせる結果になっていると思います。
教育という面から見ても、限度を超えたワガママが単に可愛いとか幼いとかいう理由で正当化されているのはアニメの上ではあまりよろしくないと思います。

【Yahoo!知恵袋より引用】

同感です。
クレームの電話かけたいぐらいですよね。
あの性格は子供に完全に悪影響です。

【Yahoo!知恵袋より引用】

コキンちゃんは、非常識なのです。最近のアンパンマンのアニメでは、アンパンマンとバイキンマンの仲が良くなってきたように思います。ライバルであってもただの暴力しかしていません。バイキンマンも他のキャラクターに犯罪行為をする数が昔に比べて減ってきたので、一番悪いのは、バイキンマンでは、なくコキンちゃんが悪いと思います

【Yahoo!知恵袋より引用】

青いゴキブリ(コキン)とドキンの決定的な差は腹黒さですよ。
人の食べ物を盗み食いしておいてばいきんまんの暴動に便乗しながら集団にノコノコと戻ってきたりするわばいきんまんを涙で戦闘不能状態にしたら帳尻合わせしたとばかりな面をしてまた集団の食料にゴキブリのごとくがっついたり
腹黒さはもちろんの事、面の皮の厚さもドキンとは比べものになりません。最低限のモラルも青いゴキブリにはありません。最近は脚本にようやく工夫が出てきたけどコキンが人々の『信頼』を取り戻すのは時間がかかります。

【Yahoo!知恵袋より引用】

コキンちゃんの正体

久々にアンパンマン見たらコキンちゃんの可愛さに気づいた、泣いたふりで周りを騙す小悪魔なところも可愛い、けど女が嫌いな女って感じ😌 pic.twitter.com/SxFTOeEBrD

— 音影カナ🦎🎗 (@Otokagekana) September 11, 2020

表面上は可愛らしいキャラクターに見えるコキンちゃんですが、実際の振る舞いは自己中心的で思いやりがありません。他人の気持ちを考えようとせず、常に自分の欲求を最優先させるのです。

このような態度が子供たちに悪影響を与えるのではないかと危惧されています。テレビのキャラクターから多くを学ぶ子供たちにとって、コキンちゃんは好ましい手本とは言えないでしょう。共感性や協調性といった大切な社会性を損なわれてしまう可能性があります。

可愛い外見と内面の自己中心的な部分のギャップが大きすぎて、視聴者を離れさせてしまっているのがコキンちゃんの現状です。制作側には、性格の改善や行動規範の設定など、抜本的な対策が求められているように思われます。

コキンちゃん人気に警鐘を鳴らすアンチ

人気の理由：可愛すぎるとの声

コキンちゃんがアンパンマンシリーズの中で、トップクラスの人気キャラクターであることは間違いありません。その理由は、コキンちゃんの見た目の可愛らしさにあります。青い体に赤いリボンが特徴的なデザインで、鮮やかな色使いと子供っぽい雰囲気が人々を虜にしてしまうのです。

特に子供たちから熱狂的な支持を受けているのは、コキンちゃんのルックスが子供ウケするデザインだからでしょう。あどけない目つきにぷっくりとした頬、そして大きめのリボンがアクセントになっており、本当にかわいらしい女の子キャラクターに仕上がっています。

しかし一方で、コキンちゃんの行動や性格は、時としてその外見からは想像できないような自己中心的なものになってしまいます。他のキャラクターの気持ちを無視したり、自分の欲求を通そうとしすぎる場面も見受けられるのです。この外見と内面のギャップが、コキンちゃんの愛すべきところであり、ファンをもっとひきつけてしまうわけです。

一瞬かわいらしいと思わせておいて、次の瞬間には拗ねた態度で人を呆れさせてしまう。このようなコキンちゃんの予測不可能な一面が、より一層の魅力を生み出しているのかもしれません。見た目とのギャップを楽しむファンも多いはずです。

コキンちゃん、喜怒哀楽の感情がハッキリ顔に現れてて、男に絶対にモテる。
ぴえん顔がかわいすぎる、、🥺 pic.twitter.com/euwSGt1RwU

— KR (@Ohayooyasumi00) April 30, 2024

アンパンマンで一番好きなキャラクターはコキンちゃんです。「噓泣きの名人でコキンちゃんの涙に触れると悲しくないのに涙が止まらなくなる」という特殊能力が狂おしいほど好きです。 pic.twitter.com/kV23V1tOVx

— 少女祈祷中 (@yoruni_inoru) December 19, 2023

好きな食べ物・嫌いな食べ物

コキンちゃんの大好物は、ケーキやお菓子類です。アニメでは食べ物に囲まれたコキンちゃんの姿が頻繁に登場し、彼女が甘いものを食べている様子は、まるで子供のようにはしゃいでいて可愛らしい限りです。ケーキを口いっぱいに詰め込んでいる姿に、視聴者は「ああ、コキンちゃんらしい」と思うことでしょう。

おやつ以外にも、ハンバーガーやおでんなどの食事系も大好物です。おでんが好きというのも、ちょっと意外な一面かもしれません。しかし、それもまたコキンちゃんの可愛らしさを引き立てているように感じられます。

一方で、コキンちゃんが嫌いな食べ物については、これまでのところ作品内で明確に描写されたことがありません。つまり、あまり食に関してはうるさくなく、どんな料理が出されても不満を漏らすようなことはないのです。コキンちゃんは食に関してはポジティブで、どんな食事でも嫌な顔一つせずに平らげてしまうのかもしれません。

コキンちゃんが示す教育への影響

しかし残念ながら、コキンちゃんの行動は教育的な観点から見ると、必ずしも良いものとは言えません。特に子供たちに与える影響が懸念されているのです。

アンパンマンシリーズは、みんなで協力し合うことの大切さやルールを守る態度を教えてくれる作品です。しかしコキンちゃん一人だけは、しばしばわがままを通そうとし、他人の話を聞こうとしません。自分勝手な振る舞いを繰り返すコキンちゃんでは、協調性や思いやりの心を子供たちに教えることはできないでしょう。

さらに、物語の中でコキンちゃんが問題を引き起こしても、適切な解決方法が示されないことが多いのも問題視されています。間違った行動のしつけがなされず、それが許される構図になっていることで、子供たちに誤った行動パターンを植え付けてしまう恐れがあるのです。

このようにコキンちゃんの一人勝手な行動が、アニメの教育的価値を損なう一因になっていると指摘されています。子供たちに良くない手本を示してしまっているため、批判の対象になりがちなのだと言えるでしょう。

コキンちゃんの物語における役割

一方でコキンちゃんは、アンパンマンの物語そのものにおいてはある種の重要な役割を担っていると考えられています。それは、物語に対立や衝突をもたらし、ドラマを生み出す存在であるということです。

物語の中で、アンパンマンを含む仲間たちが協力して課題に取り組む一方で、コキンちゃんだけは独自の行動を取ります。時におかしな行動に走り、みんなの邪魔をすることさえあるのです。このように常に一人では違う方向を向いているコキンちゃんが、物語に緊張感や波乱をもたらしているのです。

コキンちゃんの存在がなければ、物語はあまりにもなめらかに解決に至ってしまい、ドラマティックな展開に欠けてしまうかもしれません。一匹離れた狼のようなコキンちゃんの振る舞いが、対照的にアンパンマンたちの協調性や努力の大切さを浮き彫りにしているのです。

つまり、コキンちゃんという反骨のキャラクターが、かえってアンパンマン世界の基本理念をより明確に視聴者に印象づける役割を担っているということができるでしょう。

コキンちゃんに対する批判とその影響

しかしそうはいっても、コキンちゃんのこの役割を受け入れられないファンも多数存在しています。自己中心的で問題児振りな彼女のキャラクターに対して、教育的観点から物議を醸す批判が後を絶ちません。

特に保護者や教育関係者からは、子供たちにマイナスのお手本を示してしまうのではないかという懸念の声が上がっています。現に「思いやりのない振る舞い」「反社会的な行動」など、コキンちゃんの描写に対する指摘は根強く存在します。

このような批判は時に、アニメ製作サイドへの働きかけにもつながります。キャラクターの性格付けや行動規範の見直し、さらには物語全体の方向性の改変を求める声となって表れることもあるのです。

視聴者から上がるコキンちゃんへの批判的な意見は、アニメ作品が持つべき教育的価値や、メディアとしての社会的責任について、製作陣に対して問いかける役割も担っています。コキンちゃんをめぐる議論を通じて、アニメ制作の在り方そのものが問い直される可能性さえ秘めているのです。

一方で、コキンちゃんという問題児キャラクターを残したままアニメを続けることで、子供にはある程度の”負のお手本”を示し、判断力を養う効果もあるのかもしれません。どのような振る舞いが望ましくないのかを具体例として提示することで、間接的に良い行動を学ばせられるかもしれません。

いずれにしろ、コキンちゃんが巻き起こす物議は、アニメ作品が果たすべき役割を見つめ直す一助ともなっています。視聴者から上がる批判の声は、単なる非難にとどまらず、作品の質的向上を促す原動力にもなり得るのです。

まとめ:コキンちゃんアンチの警鐘

アンパンマンに登場するコキンちゃんは、愛すべき外見と裏腹に、内面は自己中心的で自分勝手な一面が目立つキャラクターです。特に教育的観点から見ると、コキンちゃんの振る舞いは子供たちに良くないお手本を示してしまう恐れがあります。

しかし一方で、物語の中でコキンちゃんはアンパンマンたちとの対比によってドラマを生み出し、基本理念をさらに明確化する役割を果たしているとも言えます。いわば反面教師的な役回りを担っているのがコキンちゃんなのかもしれません。

そのようなコキンちゃんの存在に対しては、賛否両論があり、それがアニメの教育的価値や影響力をめぐる議論へと発展しがちです。コキンちゃんをめぐる物議は、アニメ作品に求められる役割を考え直すきっかけにもなっているのです。

つまるところ、コキンちゃんアンチの根底にあるのは、アニメというメディアに対する視聴者の高い期待なのです。作品に登場する人物が子供たちに与える影響を気にかけ、健全な教育的価値を求める気持ちがそこにはあるのでしょう。

参考記事
・カカポの魅力全解説！日本でかわいいと評判の理由と保護活動について